絵の具ばかりが目立ってくるのは、
塗り潰す必要がなくなったからのようだ。
壁に掛かっているのは、なんでもないものばかり。
伝説のような温もりが伝わってこないのは、
スポンジみたいになれない他ない。
いずれ証明するために、その速さを競う。
思い出の量を測るためのスピードばかりにとらわれるから、
透き通るようにいかなくなってしまう。
そのつもりだったからって速効に動いてしまう。
叫んだ声も瞬く間に吸い込まれる。
確かな過去へとならないのも、
耳を塞いでしまうタイミングに問題があるのか。
ライフ充実を目指す頼りない気持ち。
季節外れの物音と風景は荒んだ心がそうさせるもの。
割と上手くやれそうなら、その季節外れを塗り潰すぐらい
容易いはずだ。
理想が濡れていってしまうから隙間から思い描く。
目指すスタイルは借金からは程遠く。
器用じゃないときに融資ばかりで行けるつもりになる。
そればかりじゃ困ってしまうようなときは、
もう一度考えて、わかっちゃいないことを受け止めてみる。
少し知らぬ間に借りてしまったら、返済は晴れた日にしたい。